只見線を訪問したら誰でも一度は行くであろう定番撮影地の煙・水鏡・川霧状況について、
私の自身の撮影記録をデータ化してみました。

−下り−
        訪問回数  (煙 ・  白煙 ・ スカ)   (水鏡 ・ 川霧)  →  煙率 ・ 同時出現率(煙・水鏡)
第三鉄橋    20     4     3     13       6     1        20%    6% 
第四鉄橋     8     6     1      1        1      1       75%     9%

−上り−
第一鉄橋    24     15    1     8      11      4      63%   46% 
 鉄  塔     14       5     1     8       7       1       36%   18% 
 見 上 げ     6     6     0     0       4      1      100%   66%
 船 着 場     4     4     0     0        0      2      100%    0% 
  
*補足
・煙に白煙を含めないで、別掲としています。これは気温・湿度に左右されない煙率を求めるためです。
 従って、この表での白煙は、「純」白な白煙を指すことになります。
・水鏡は、完全な形で見える状態です。一部でも形が崩れているものは不可とします。
 なお、第一は、それぞれのポイントで出現・見え方が違うので内数として分けてあります。
 第三、第四は、どの位置でも出現率は変わらないので分けてありません。

 
*総評
・煙に関しては、第三鉄橋は、厳しいことがデータからも証明されます。
 対して第四、第一鉄橋は、2日続けて訪問すれば1回は煙を拝めることになります。
・第一鉄橋の水鏡に関しては、鉄塔、見上げポイント側に出現しやすいことが言えます。
 対して船着場側は非常に厳しい。これは、船着場側は川幅が広く、風が通りやすいためです。
・煙と水鏡の同時ゲットは、第一鉄橋の鉄塔・見上げポイント側が一番可能性が高いことが言えます。
 対して、第三鉄橋においては非常に厳しいことが分かります。16回の運転で1回しかチャンスがありません。
 ちなみに私は現在、8連敗中です。
・川霧は、第一鉄橋に出やすいことが言えます。下り(第三、第四)と上り(第一)とでは時間帯が違うので
 厳密な意味での比較はできませんが、一般傾向としてそう判断してよさそうです。
・川霧は、はっきり言って、運だと思います。昼間に川霧が出るケースは、雨が絡む場合が多いです。
 従って、天気の悪い日に出撃するのも一つの方法です。
 しかし雨でも出ない場合があります。出現のポイント・条件は寒暖の差です。
 暖められた川面に、寒気が流れ込むと川霧が発生しやすくなります。
 ですからどうしても夏場(特に雷雨時)がシーズンになってしまいます。10月只見は厳しいですが、
 6月只見は出現の可能性があります。
・以上のことから、少ないチャンスで煙(又は煙・水鏡)をゲットしたいなら下りは第四で、
 上りは第一の鉄塔・見上げ側で撮影されることがよい結果を残せそうです。

*最後に
 以上、デ−タとして報告させていただきましたが、あくまでもデータ上のことであって、
 年によっては気象状況が変わります。
 猛暑の年もあれば冷夏の年もあることでしょう。少雨や多雨の年もあるかもしれません。
 そのことを踏まえ、一般的な傾向として、ご参考・ご活用いただければ幸いです。
                                                   2005年9月  遠野